看護師から治験コーディネーターへ!

治験コーディネーターになりたい!
治験コーディネーターになりたい!

まずは適性をチェック

看護師が治験コーディネーターへとステップアップするにあたりチェックしておきたいのが「適性」です。資格やスキルは努力である程度カバーできたとしても、性格的に不向きな場合もあるでしょう。そこで、ここではどのような人が求められているのか・向いているのかについて紹介します。

まずは適性をチェック

治験コーディネーターに求められること

治験コーディネーターの場合、募集要件の中に「看護師の有資格者優遇」などと記載されていることがあります。治験には医療の知識が必要なため、看護師資格がある人とない人では、資格がある人のほうが圧倒的に有利です。また、長期的に勤務してもらうことを想定している企業が多いので、年齢は若いほうが有利です。
治験コーディネーターの仕事は事務作業がとても多いため、事務処理能力が高い人も歓迎されます。パソコンの操作スキルは必須なので、一般的な事務がひととおりこなせる程度のスキルが必要です。

治験コーディネーターに求められること

コミュニケーション力は必須スキル

治験コーディネーターは、医療機関や製薬会社のスタッフ、被験者など、仕事で接することになる関係者が多く、スムーズなやりとりには高いコミュニケーション力を必要とします。被験者に対してはきめ細やかに対応する必要があるので、治験に伴う心身の状態の変化にも素早く気づけなければなりません。そのため、コミュニケーション力に自信がない人は、治験コーディネーターにはあまり向いていないかもしれません。また、書類作成などの事務作業と並行しながら関係者の間に入って調整を行わなければならないので、高い処理能力も必要となります。
治験コーディネーターは治験ごとに職場が変化するため、環境の変化に弱い人にとっては辛い仕事に感じられることもあります。それでも治験コーディネーターとして働きたいのであれば、勤務先が固定される医療機関を選べば環境をあまり変えずに済むかむしれません。

コミュニケーション力は必須スキル

勉強熱心な人は治験コーディネーター向き

治験コーディネーターはコミュニケーションや事務処理の能力だけでなく、薬学や法律など、治験に必要な専門分野についての知識が必要とされます。日常の業務範囲も幅広いため、治験の知識を身に付けて一連の流れを覚えるまでには相当の努力を要する場合もあります。普段から何事においても勉強熱心な人は、治験コーディネーターに向いているといえます。
もしも勉強熱心な資質に加えて看護師資格や事務処理のスキル、年齢など有利になりそうな条件に当てはまるなら、治験コーディネーターにチャレンジする価値は十分にあります。

勉強熱心な人は治験コーディネーター向き